ひざ痛対策の3つの新事実

今まで語られなかった、ひざ痛対策の3つの新事実

ひざがつらいからと運動をさけるのが必ずしもよくないように、ひざ痛対策には様々な誤解が存在しています。
これまであまり語られなかったひざ痛対策の新事実、あなたは知っていましたか?

グルコサミンに代わる新・関節軟骨成分とは?

■新事実1
グルコサミンやコンドロイチンはプロテオグリカンの部品に過ぎない

関節軟骨の成分というと「グルコサミン」や「コンドロイチン」が有名です。

実際にこれらの成分でひざ痛対策を行っている方も少なくないと思いますが、「効果が実感できない」という声も時折、聞かれます。

それには実は理由があります。

関節軟骨の成分のほとんどは水ですが、水を除いて残るのは「Ⅱ型コラーゲン」と「プロテオグリカン」です。
この2つの成分でなんと全体の約9割を占めます。

さらに「グルコサミン」や「コンドロイチン」は「プロテオグリカン」のごく一部の部品に過ぎません。

部品を一生懸命摂っても、関節軟骨のごくわずかな材料になるだけだったというわけです。

「プロテオグリカン」は次の二つの働きが知られています。
①軟骨細胞を増殖させ、関節通の原因となる関節軟骨のトゲを予防する。
②加齢で磨り減った軟骨をクッションで守り、骨と骨とのぶつかりを軽減する。

関節の中でクッションの役割を果たす関節軟骨を守りたいなら、部品ではなく、本体を摂らなくては意味がありません。
それが「プロテオグリカン」が重要となる理由です。

事実、2010年開催の第28回骨代謝学会の発表資料によると、「プロテオグリカン」はグルコサミンよりも軟骨石灰化を抑制したり、軟骨前駆細胞を増殖する働きがあるとされています。
これらは関節の症状を軽減するという証でもあります。

■新事実2
非変性のプロテオグリカンとⅡ型コラーゲンで痛みが軽減

関節軟骨の9割を占めるⅡ型コラーゲンとプロテオグリカンですが、同じプロテオグリカンとⅡ型コラーゲンでも「変性」と「非変性」では大きな違いがあります。

性質が変化せず、そのままの形になっている「非変性」の成分だと、体内の成分のままの形で小腸に届きます。

すると、腸の免疫システムが「これは軟骨に役立つ成分だ!」と認識してくれ、しっかりと体内に活かされるのです。

ハーバード大学やヒューストン大学などの多くの海外の研究機関では、グルコサミンとコンドロイチンを合わせたものよりも「非変性Ⅱ型コラーゲン」の方が「関節の痛みの軽減率が向上した」という臨床結果を見出しています。

◆非変性と変性の違い
・非変性成分
悩みに役立つ非変性:性質が変化していない
体内の成分と同じ形なので軟骨に役立ちます。

・変性
単なる栄養に:性質が変化している
単なる栄養素と身体が判断してしまい、役に立ちません。

■新事実3
プロテオグリカンを手軽に補う方法が登場

最近では「非変性Ⅱ型コラーゲン」に加え「プロテオグリカン」も「非変性」のまま摂取して補う方法が注目されるようになりました。

もともと魚や鶏の軟骨に含まれている成分ですが、熱を通すと変性して効果が失われるため、食事で摂るのは困難です。

そこで、サプリメントの研究が進められていましたが成分の抽出に1gあたり3000万円のコストがかかるため、なかなか実現しませんでした。

しかし、ここ数年で技術が進歩し、急激に普及され始めました。
グルコサミンやコンドロイチンと比較すると、まだまだ知る人ぞ知る存在であるといえますが、その実力を感じている人は着々と増えています。

加齢とともに気になるひざ通対策。
関節軟骨成分の主役と脇役、どちらを選べばいいのかは明確ですね。