うんちでわかる腸内フローラ

腸には多種多様な菌が集まるお花畑のような「腸内フローラ」が広がっています。
バランスが乱れていると生活習慣病などの原因になりかねません。
では、あなたの腸内フローラはどうでしょう。
知りたいなら、うんちを見て下さい。
うんちにはあなたの健康を左右する腸内フローラの情報が詰まっています。

■腸に広がるお花畑 腸内フローラ
なかなか出ない、何日も出ない、下痢気味である、くさい、黒っぽい。
日々のうんちの状態、排便の状態はいかがですか?

実はうんちには大切な健康情報が詰まっています。
それが「腸内フローラ」です。

腸内には様々な種類の菌がかたまって生息しており、その様子をお花畑に例えた言葉で、腸内細菌叢とも呼ばれています。

腸内には1000種、100兆個の細菌がいるとされます。
人の身体で重い臓器である脳と肝臓とほぼ同じで、重さは菌だけで1~1.5Kg。
腸内細菌がいかにすごいかがわかります。

■腸内フローラが乱れたうんちの特長
腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が存在し、それぞれ理想のバランスがあります。

バランスには個人差がありますが、それはうんちの状態で大まかに見極めることが可能です。
その基準はどんなものでしょう。

たとえば、便秘や下痢をしていないかです。

「腸内フローラは腸の動きや栄養の吸収に関係しているため、便の状態に直結します。
便秘や下痢の方は悪玉菌が多い腸内フローラだと言えます」

さらに、便の色やニオイもヒントになります。

「黄色や茶色であれば善玉菌が多く、黒い場合は悪玉菌が多い。
さらに悪玉菌には腐敗作用があるため、悪玉菌が優勢だと便はもちろん、おならも臭くなります。
善玉菌が優勢の腸内ならあまり匂いません。
赤ちゃんのうんちは甘酸っぱい匂いがしますよね」

また、「トイレに行ってすぐバナナのようなうんちがすとんと1~2本出るか」も見極めるポイント。
いきまないと出ないのは悪玉菌が多い可能性が高いでしょう。

さて、あなたの腸内フローラバランスはどうでしょうか。

■理想的な腸内フローラとは
善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1

◇善玉菌
腸の運動を促進するなど身体にいい影響を与える菌
ビフィズス菌、乳酸菌群

◇日和見菌
その時々の腸内環境で悪玉か善玉の優勢な方に味方する風見鶏のような菌
バクテロイデス、プレボテラ

◇悪玉菌
食べ物を腐敗させる、悪臭や病気の原因になる菌
クロストリジウム、大腸菌

*ただし、理想の腸内フローラを持っている人はなかなかいません!

■腸内フローラの乱れは糖尿病の原因に!?
便秘や下痢などに悩んでいる、便の色や形が悪いといった方は腸内フローラが乱れている状態と言えるでしょう。
すると、腸の状態だけでなく、全身の健康に影響してきます。

最近では糖尿病との関係も取り沙汰されており、研究が進められています。

そもそも血糖値は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンで調整されています。
食事をして血糖値が上がるとインスリンが分泌されて、血糖値が下がる仕組みです。

しかし、せっかくインスリンが分泌されているのにその働きに身体が鈍感になる事があります。
それが「インスリン抵抗性」であり、糖尿病になる原因です。
腸内の悪玉菌はこのインスリン抵抗性を上げ、糖尿病を引き起こすリスクがあるのです。

腸内フローラを改善することで糖尿病の根本治療がなされ、毎日の薬の服用が要らないという未来もあるかもしれません!

■他にもある腸内フローラの乱れが引き起こす病気
◇動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞
最近の研究で腸内フローラは腸管免疫制御に関連し、動脈硬化の発生・進展に関連することがわかりました。
脳梗塞、心筋梗塞のリスクが高まります。

◇風邪・アレルギー
腸は全身の免疫力の7割を担います。
腸内フローラのバランスが悪くなると風邪、アトピー、喘息、花粉症などのアレルギーが起こりやすくなります。

◇肌荒れ
腸内フローラの乱れは肌荒れの原因です。
腸内細菌によって産生された物質が肌荒れ(皮膚のくすみや乾燥)を引き起こすことがわかっています。

◇がん
腸内で悪玉菌が増えると毒性の強い物質を作り、肝臓がんの発症を促進することもわかっています。

*その他、心の病気や潰瘍性大腸炎などの難病も引き起こします。

■食生活で乱れる腸内フローラ
健康や美容を脅かす腸内フローラですが、腸内細菌の種類や数の多さには個人差があります。
その違いとはなんでしょうか。

「スタートは出生時にお母さんから腸内フローラをもらいます。
最初から数少ないものをもらってしまっていたらスタートが悪いことになります」

つまり、妊娠中のお母さんの食生活が重要ということ。
しかも腸内フローラが最も良いのはなんと5歳!

さらに年をとればとるほどバランスは乱れます。

ピークをとっくに過ぎた私たちはどうしたら・・・と嘆きたくなりますが、大丈夫です。

生まれ持った腸内フローラ以上にに重要なのが、子供のころから現在に至るまでの食生活です。

「昔からよく言われますが、バランスの良い食生活が大切なのです」

ありきたりですがこれが基本。
なぜなら、善玉菌の餌になる食べ物を食べれば善玉菌が増え、悪玉菌の餌になる食べ物を食べれば悪玉菌が増えるからです。

「肉ばかりを食べていると肉を好きな悪玉菌がどんどん増えてしまいます。
偏った食事をしていると菌の種類も偏ります」

また、コンビニ食も腸内細菌を減らして、腸内フローラに悪影響です。

「コンビニの食事は添加物がいっぱい入っています。表示を見てなるべく入っていないものを選びましょう」

■加齢や食生活以外でも腸内フローラが乱れる原因
◇ストレス
腸は「第二の脳」と言われるほど、ストレスの影響を受けやすい。
なかなか難しいでしょうが、ストレスを受けても気にしすぎないようにしたいですね。

◇抗生物質
抗生物質や痛み止め、鎮痛剤は腸内フローラを乱します。
生理痛や頭痛を抑えたくて飲んでいる人が多いのですが、便秘もひどくなるので控えましょう。

◇睡眠不足
睡眠中にも腸内細菌は活発に働いています。
そのため、睡眠不足も腸内フローラを乱すことになります。
具体的には6時間以上の睡眠が腸にいいですね。

■50代以上が摂りたい食物繊維
加齢でどんどん乱れてしまう腸内フローラのバランス。

そこに立ち向かうためには、睡眠不足や偏った食事などを避けるとともに、プラスで積極的に食べるようにしていただきたいものがあります。

それは、ずばり「食物繊維」です。

食物繊維は腸内の善玉菌の好物です。
肉類には食物繊維がほとんど含まれていないので、善玉菌が食べるものがなく善玉菌が死んでしまいます。
その代わり、悪玉菌は肉を食べるので、悪玉菌が増えてしまうという事態になるのです。

「たしかに食物繊維を食べることが大切ですが、食物繊維だからいいという考えはダメです」

食物繊維には二種類あることをご存じですか?
水に溶けない「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」の二種類です。
このうち、腸内フローラにとって強い味方になるのは「水溶性食物繊維」です。

■水溶性食物繊維でキレイなうんちを!
水溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らむ特長があります。
便をやわらかくして便通を改善してくれるのです。
腸内フローラのバランスを整えてくれる栄養素と言えるでしょう。

多く含まれているのはごぼうやアボガド、オクラなどの野菜だけでなく、りんごやバナナなどの果物、しいたけ、えのきなどのキノコ類、昆布やワカメの海藻類、かんぴょう、こんにゃくなどがあります。

「この世に中には、ストレスや添加物など善玉菌をなくすようなことが氾濫しています。
50代を過ぎたら、長期的な目で食生活を変えていくように努めていくといいでしょう」

腸内フローラを整えて、目指せキレイなうんち!
善玉菌をプラスする生活を、あなたの腸は待っています。

健康で美しく、若々しい自分になるために実践していきませんか。

■悪玉菌を追い出すビフィズス菌BB536健康法
60代以上の女性の悩み 元凶は「腸内」にあり!

年をとると便秘や下痢に悩んだり、便のニオイがきつくなったと感じる方は多いはず。
それは腸内の悪玉菌の仕業!
そんな方に知っていただきたいのがビフィズス菌BB536です。

■60代以上は要注意
便のニオイも「加齢臭」

昔よりトイレのニオイが気になりませんか?

実は、便のニオイの正体は腸内の悪玉菌が生成したアンモニアなどの毒素。
便が臭いのは腸内で悪玉菌が多い証拠です。

では、悪玉菌が増えるのはなぜかというと、善玉菌の代表であるビフィズス菌が年を取ると若い頃の1/100も減少するからです。
年をとると口臭や汗臭が「加齢臭」と呼ばれてくるように、便のニオイも同様に加齢臭と言えます。

加齢が原因なら仕方がないと思う方、あきらめるのはまだ早い!
適切な対策で改善をめざすことができます。
その鍵を握るのがビフィズス菌です。

ビフィズス菌はそれ自体が善玉菌であるだけでなく、乳酸と酢酸を生成し、悪玉菌の増殖を防いで腸内環境を整えます。
とりわけ、酢酸は強い殺菌力があり、悪玉菌を撃退します。

そして、ビフィズス菌が増えれば善玉菌優位になり、腸が刺激されてぜん動運動が活発になり、便秘予防にもなります。

一方、何もせず悪玉菌優性のままだと、毒素が腸内に蓄積されるため、腸だけでなく全身に被害が。
便通が悪くなったり、肌荒れやだるさの原因にもなり、さらに老化が進みます。

中高年以降は食物繊維を摂るなど食生活に気をつけ、善玉菌が優勢な腸内を目指すことが肝心。
ビフィズス菌を食品から摂取するのも良いでしょう。

■善玉菌の中でも便秘などの不調解消にいい菌は?
ただし、ビフィズス菌だったらどれでもよいわけではありません。
ビフィズス菌の中には豚など動物にすむ種類のビフィズス菌もありますが、当然ながら、人に適しているのは人の腸内にすむ種類のビフィズス菌です。

今回、紹介するビフィズス菌BB536はもともと人の腸内に棲むビフィズス菌で、健康な赤ちゃんから発見されました。

他のビフィズス菌と比べると酸や酸素に強く、生きたまま大腸に届き、力を発揮します。

■ビフィズス菌で排便回数に差!臨床データーでも裏付け
ビフィズス菌BB536は40年以上もの間、研究が続けられ、機能性や安全性も示された菌として国内はもちろん、海外でも広く知られています。

ビフィズス菌BB536を摂取した女性11名の便中のビフィズス菌の割合を調べた調査でも、摂取によってビフィズス菌が増加したことが証明されました。

さらに、便秘傾向にある方にビフィズス菌BB536を含有した食品とそうでないものを2週間摂取してもらったところ、2週間あたりの排便回数が増えることが確認されています。

別の試験でも、摂取前よりも便中のアンモニア臭が有意に減少したこともわかっており、気になる便のニオイにも有効である事が期待されます。

ビフィズス菌BB536を摂取して腸内に善玉菌が増えれば腸内環境が整い、スッキリした毎日を送ることができるでしょう。

ただし、一度摂取したら永久に腸内に棲みつづけてくれるものではありませんので、毎日こつこつ摂取を続けていくことが大切。
サプリメントなど手軽な方法で摂るのがよいでしょう。
>>森永のビフィズス菌は活きて腸に届き悪玉菌を追い出す。