食べにくい蟹。しかし意外なものが活躍します。

北の大地の御馳走である蟹。

好きか嫌いかを問われ、たいていの人は好きだと答えるものです。

種類によっては歯ごたえはもちろん、風味も味も違います。

蟹みそに至ってはそのままいただいてもよし、蟹の身に着けていただいてもよし、お酒に入れるなどしてもよしという風に様々な形で楽しめる食材です。

その調理法も様々であり、焼くも茹でるも他の料理に加えるもそのおいしさは失われることがありません。

しかし、やはりというべきか一番ポピュラーかつおいしいとされている食べ方は茹でた蟹を殻から取り出してかぶりつくというアレでしょう。

何もつけなくてもいいし、たれなどを付けてもいいというまさに食材の味を生かした贅沢ないただき方です。

これは誰もが聞くだけで唾をのむことでしょう。

しかし、ここに至って大きな問題が出てくるのです。

蟹の種類によってもまちまちではありますが、この蟹の身を殻から外すというのがなんとも難しいのです。

人によっては蟹の足の部分を「スーッ」とそのままの形に抜くことはおろか、実がぐちゃぐちゃになり、元が何なのだかもわからないなんてことにもなるようです。

せっかく風味豊かで、その歯ごたえも楽しみたいというのにこれではその楽しみも半減してしまいます。

ここで何かないかと周りを見回すことにしたわけですが、あるのは割りばしや蟹の足そのものなどがまず目につきますが、これを使ってもうまくいかなかったので後回しにしました。

それでも何かいいものはないだろうかと首をひねって探して台所を歩き回るところ数分。

意外なものを見つけました。

購入したのが私ではないため名前までは不明ですが、マドラースプーンのように長く、先が細い金属製の調理器具のようなものを見つけました。

これもやはり調理の際に細かい作業用のようですが。

全く別物のようではありましたが、似たような形のものは100円均一ショップや金物屋でも見たことがありました。

とにかくそのような形のものを差し込みほじるように動かすと、先がかぎ状である為か引っかかって程よく摂れたのです。

勿論一気に全部、綺麗に取り出すのはさすがに難しかったわけですが、先程までのぐちゃぐちゃで何なのか分からないような状態よりははるかに良く、蟹の身であることもわかるほどです。

それからしばらく堪能したわけですが、使い終わった金属製の長いスプーンのようなものを見て「こういった形のものであれば、蟹の身を取り出しやすいのではないか」と思ったのでした。

かに通販 早割