小さい頃蟹釣りを良くしていた話

小さい頃、私は蟹釣りにハマり、しょっちゅう蟹釣りをしていました。

小学校の放課後、家に帰ると自分の部屋にも上がらず、ランドセルを玄関にほったらかしにして、釣り道具と虫かごを持って、走って釣り場に向かって行きました。

釣り場と言っても、近所の側溝や水の流れていない小さな川ででした、水が流れていないのに川と呼べるのかは、幼いながらに疑問の感じていましたが、たくさん蟹がいるので友達と夢中になって釣っていました。

どちらがたくさん釣れるか競い合ったものです。

蟹と言っても、沢蟹や8㎝程の小さな茶色い蟹です。

釣り道具も簡単なもので、釣り針など、小学生にとって、危険なものは一切使わず、短い竹の枝にナイロンの糸を結びつけ、糸の先端を固結びで輪っかにしただけのもので、結んだ輪っかから糸を出して、蟹の引っ掛けるときに、クイッと引っ張ると糸が絞られて外れなくなると言うものです。

おばあちゃんの家の向かい側に住んでいた釣り名人のおじいちゃんに教えてもらった釣り方です。

こんな簡単な仕方なのに、小学生の頃は、目をキラキラ輝かせていました。懐かしいです。

蟹釣りにはエサは使わず、そこら辺に落ちている木の枝で、蟹を糸の輪っかまで寄せてきて、輪っかに足を入れたときに、引っ張り上げるだけです。

この時に思い切り引っ張って、蟹の足をちぎってしまうことがよくありました。

今思えば、かわいそうなことをしてしまいました。

釣った蟹を糸から外すときに、爪で挟まれないように注意しながら外していても、たまに挟まれてしまうんですよね、どんな角度から爪伸ばしてきてんだよ!って、ブツブツ言いながら、蟹に怒っていました。

蟹からしたら、何釣ってんだよ!ってなるんでしょうね。

放課後から夕方6時頃まで釣って、最初の頃は、せいぜい10匹程度、多くて15匹釣れたらいい方でした。

でもしばらく経つと、虫かごいっぱいに釣れるようになり、さらには虫かごには入り切らなくなり、バケツを持って行くようになりました。

その頃には100匹以上は釣っていました。

そんなに釣ってどうすんだよって思われるかもしれませんが、とくに何もしません、ただ釣って、一気に逃がすだけでした。

一度、10匹くらい釣って、家に持ち帰り、母親に見せてみました。

そしたら、気持ち悪い~と絶叫し、捨ててきなさい!と叱られました。

まぁ、当然ですよね。それ以来、ただ釣るのを楽しんでいました。

夕方、バケツいっぱいに釣った100匹以上の蟹を、一気に逃がす訳なんですが、これがまた面白くて、大量の蟹がうじゃうじゃ散らばっていく姿が、気持ち悪くて、ギャーってなるけど、その興奮が、楽しかったです。

今となっては、想像しただけで、ゾッとします。

もしも将来、自分の子どもが、大量の蟹を持って帰って来たら、母親と同じように、捨ててきなさい!って言うんだろうな、怖いものがないと言うか、好奇心がハンパない小学生はすごいですね。

以上、蟹釣りの思い出でした。

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